2010年11月8日月曜日

介護保険料の基準額

第1号被保険者(65歳以上の方対象)の介護保険料ですが、
その保険料は、基準額というのがあり、その基準額に
それぞれの条件に見合った係数を掛けることで算出されます。

その条件とは、所得段階によって普通は
最低でも6段階あり、市町村によっては
10段階くらいあるところもあります。

では具体的に見て行きましょう。

第1段階は、いわゆる生活保護受給者になります。

第1段階の方は、基準額×0.5が保険料となります。

次に第2段階の方ですが、
この階層の方たちは、年金以外に所得がない
課税年金収入額+合計所得金額が年間80万円以下の人で、
基準額×0.5~0.75という設定になります。

ちなみに世帯全員の市町村民税が非課税であります。

その次の第3段階は、
課税年金収入額+合計所得金額が年間80万円を超える人ですが、
世帯全員の市町村民税が非課税であり、基準額×0.75となります。


第4段階ですが、この段階の方は
基準額×1、すなわち基準額がそのまま介護保険料となります。

市町村民税は、本人のみが非課税の場合となります。

そして第5段階以降の方ですが、
これらの階層の方は、市町村民税が課税されている人が該当します。

当然所得が大きいほど係数が高くなって行きます。

それに伴い支払う介護保険料もその分高くなります。

詳しくは、各市町村へ問い合わせてください。

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